フォッサマグナミュージアム
Fossa Magna Museum
日本列島の真ん中を走る大地の裂け目「フォッサマグナ」と、日本の国石ヒスイを楽しく学べる糸魚川の博物館。7トンのヒスイの原石や、3億年前の化石探しが待っています。
日本列島の「大きな溝」を知る博物館
フォッサマグナミュージアムは、新潟県糸魚川市(いといがわし)の美山公園の中にある、石と大地の博物館です。1994年4月25日に開館し、北陸新幹線の開業などにあわせて2015年3月9日に展示をすべて新しくしてリニューアルオープンしました。
フォッサマグナとは、ラテン語で「大きな溝」という意味です。明治時代に来日したドイツ人の地質学者ナウマン博士が、日本列島の真ん中にある大地の大きな溝に気づき、この名前をつけました。日本列島がアジア大陸から離れるときにできた大地の裂け目と考えられています。その西の端にあたる断層「糸魚川-静岡構造線」は、地質のうえで日本を東北日本と西南日本に分ける境目です。
国石ヒスイと6つの展示室
糸魚川とその周辺は、日本最大のヒスイ(翡翠)の産地です。ヒスイは、古くから日本で使われてきた宝石で、日本のようなプレートが沈み込む場所でしかできない石であることなどから、2016年に日本鉱物科学会によって「国石(こくせき)」に選ばれました。
館内に入るとまず、小滝川や青海川で見つかった巨大なヒスイが迎えてくれます。いちばん大きなものは7トンもあります。展示室は6つに分かれていて、美しいヒスイの原石、日本列島の誕生、地震や火山、化石、鉱物などを順に紹介しています。日本の名前がついた、不思議な形のアンモナイト「ニッポニテス」の化石も見られます。
第3展示室では、壁と床が一体になった200インチの大画面で、日本列島やフォッサマグナ、日本海ができるようすを映像で見られます。
「化石の谷」で3億年前の化石探し
博物館の敷地内にある屋外施設「化石の谷」では、約3億年前のサンゴ礁の海にすんでいたウミユリやサンゴ、腕足類などの化石を、ハンマーを使って自分で探せます(有料、4歳以上)。見つけた化石は決められた数まで持ち帰ることができます。
申し込みは当日に館内で先着順で、電話での予約はできません。雨などの悪天候の日は休止し、12月からは冬の間閉鎖されます。滑り止めのついた軍手が必要で、サンダルなど肌が出る履物では参加できません。
行き方
北陸新幹線などが止まる糸魚川駅から、タクシーか路線バス「美山公園・博物館線」で約10分です。自転車でも行けますが、約30分かかり、坂道もあります。開館時間や休館日(冬は休館日が増えます)は公式サイトで確認してください。
ヒント
- 2026年11月9日・10日は臨時休館、化石の谷は11月1日に休止すると発表されています。出かける前に公式サイトのお知らせを確認しましょう。
- 2026年6月に、公式サイトでクマの出没への注意が呼びかけられました(博物館は営業しています)。美山公園など周辺の屋外を歩くときは気をつけてください。
- 化石の谷に行くなら、化石を包む古新聞と袋を持っていくと、持ち帰るときに化石が傷つきません。
出典
- フォッサマグナミュージアム(公式)
- 沿革|フォッサマグナミュージアム
- 常設展|フォッサマグナミュージアム
- ヒスイって何だろう|フォッサマグナミュージアム
- フォッサマグナと日本列島|フォッサマグナミュージアム
- 化石の谷|フォッサマグナミュージアム
- アクセス|フォッサマグナミュージアム
- フォッサマグナミュージアム - Wikipedia
更新日 2026年9月29日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。