近江神宮
Omi Jingu Shrine
日本で初めて時を知らせた天皇を祀る、大津の神社。「時計の神様」であり、競技かるたの聖地としても知られ、朱色の楼門が迎えてくれます。
天智天皇と古代の都・大津京
近江神宮は、第38代の天智天皇(てんじてんのう)を祀る神社です。1940年に、天智天皇が都を置いた近江大津宮(おうみおおつのみや、大津京とも)の跡地に創建されました。神社としては比較的新しいものの、その場所は1300年以上前の都の跡です。
社殿は「近江造(おうみづくり)」と呼ばれる独特の様式で、近代の神社建築を代表するものとして、外拝殿などが国の登録有形文化財になっています。森に囲まれた境内の入口には、鮮やかな朱色の楼門(ろうもん:2階建ての門)が立っています。
「時の神様」と時計館宝物館
天智天皇は、近江大津宮に漏刻(ろうこく:水の流れで時間を計る水時計)を置き、時を知らせる仕組みを始めた天皇とされています。このことから、近江神宮は時計や時間に縁の深い神社として知られ、毎年6月10日には「漏刻祭」が行われます。
境内には漏刻や日時計の模型があり、「時計館宝物館」では古い時計などを展示しています。
競技かるたの聖地
百人一首(ひゃくにんいっしゅ:100人の歌人の和歌を1首ずつ集めた歌集で、お正月のかるた遊びにも使われる)の最初の1首は、天智天皇の歌です。この縁から、近江神宮は競技かるたの大会が盛んに開かれる場所になりました。
毎年1月には、競技かるたの名人位・クイーン位決定戦が行われます。会場は境内の「近江勧学館(おうみかんがくかん)」です。近江神宮は、競技かるたを題材にした人気漫画『ちはやふる』の舞台としても知られています。
行き方
京阪電車石山坂本線の近江神宮前駅から歩いて約9分で、道のりのおよそ半分は境内です。JR京都駅から湖西線でJR大津京駅まで約11分で、そこから向かうこともできます。
参拝時間は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
ヒント
- 駐車場はふだん無料ですが、12月31日の夕方から1月5日までは有料になり、臨時駐車場も使われるほど参拝者が増えます。
- 近江勧学館では、百人一首の札が1枚入った「かるたくじ」を引くことができます。どの歌が当たるかはお楽しみです。
出典
- 近江神宮 公式サイト (新しいタブで開きます)
- 交通アクセス|近江神宮 (新しいタブで開きます)
- 【かるたの聖地】「近江神宮」や「近江勧学館」|滋賀・びわ湖観光情報 (新しいタブで開きます)
- 近江神宮 - Wikipedia (新しいタブで開きます)
更新日 2026年9月30日. 営業時間や料金は変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。